お手伝い

satto2014-11-21

真緒の学校は「人権教育」とういか、自分や周りの大切さを考えようみたいな教育に力を入れている。 年に一度のその発表会もある。一年生は「家族自慢」。家族が自分たちのためにどんな仕事をしてくれてるのか考える。そのために最近、家庭での家事のお手伝いの宿題が毎日ある。
 真緒の選んだお手伝いは、お風呂掃除と、洗濯物干し。一つでいいのに二つも。自分の身の回りのことも全然できないのにちょっとめんどくさいなぁと正直思った。
だけど始めてみると意外と楽しそうにしてくれる。私もいつもはつまらない家事も真緒がいると楽しい・・・。
真緒の存在って大きいのだなぁと思った。
写真は、お手伝いを楽しいと思ったのか、やったことないお皿洗いまで買って出てくれた時の写真。

盲腸になっちゃった②

主治医の先生と治療方法の相談。薬で散らすか、手術をするか。
真緒の体を切る・・・。そんなこと今、急に決めれない。切ってしまえば再発はなくなる。けどぉ。
決断できず、結局一番強い抗生物質で様子を見ることに。問題は痛くなりだして1日経過していること。もしこれが聞かなかったら手術に即踏み切りますよ。とのこと。
 長い点滴の管を付けて絶飲食。痛みも続く。歩けないから車いす。痛くなると横抱っこをしてあげるとちょっと楽になった。それが私には救いだった。少しだけでも痛みをやわらげてあげられた。
 おしっこを毎回計量する。その作業は大変だった。車いすと点滴の台車(?)とコロコロ引いて、立てないから抱っこで便座に座らせる。動くとお腹に痛みが響くけど、きく足を開かせてビーカーを股の間に入れて・・・。点滴のせいで急に尿意が襲うらしく、とろとろしていられない。私も真緒も大変だった。
 真緒がすごいのは、泣き言を一切言わないこと。もちろん痛いとかは言うけど、この状態を受け入れてる態度は頼もしいとさえ感じた。子供がそうなのかもしれないけれど。
 一番かわいそうだったのは、入院が始まった木曜日から日曜日までの絶飲食。喉が渇いたぁ、お腹すいたぁ。と泣きそうになる真緒。点滴がずっと入っているから脱水症状や栄養失調とかにはならないけど、お腹のすいた真緒に何もあげれないのは辛かった。お医者さんにお願いして、水分を早めに許可をもらい、次のお昼からどろどろの流動食も始めてもらった。
 薬の効き目が鈍いらしく、主治医の先生(3人もついてくれた)が時々首をかしげる。もうちょっと長くなりそうな入院生活。もうちょっと頑張ろう。

盲腸になっちゃった①

学校から帰って近所のお友達と遊びまわった普通の日。
17時になって家に帰って「宿題しなよ!」と私が言ったその時。
「お腹が痛い・・・」絶対眠たいだけだと思った。ちょっと寝させたら回復するだろうと思った。
夜になってもすごく痛そうにお腹を抱える真緒。これはちょっとおかしい・・。こども夜間クリニックに行く。
お医者さんはお腹を触り「便がたまってるから、一度浣腸で様子を見ましょう。」
その時は、浣腸で普通の便が出て、いったん良くなったと真緒。でも真緒って便秘でそんなお腹痛くなったことってないのになと思いつつ、よかったよかったと家に帰る。だって明日から家族旅行ディズニーランドに行く予定。便秘くらいの軽いものであってほしい・・・。て気持ちがあった。
 家に帰ると、やっぱり同じ。痛い痛いと定期的に苦しむ真緒。右を下にして私が赤ちゃん抱っこをするとちょっと痛みが治まるみたいで夜中痛むと抱っこしてた。早く朝になっていつも診てもらってる病院に行きたかった。
 朝1でいつもの小児科に行く。病院に行くと気が張るのか、それほど痛そうな様子を見せない真緒に先生は「胃腸炎でしょうね、整腸剤出しますね。」いろいろネットで調べて、この時期の小学生、ストレスから「自家中毒」という病気になるというのが気になっていた私は(このごろ私が真緒を怒ることが多かったから・・・)ストレスということもありますか?と聞いた。先生の回答。「ストレスとか、疲れとか喉とかに書いてあるわけじゃないんですよ。いろんな原因を調べて、どれも違うといったときにそういうのは疑いますから。」そうですよね・・。とそのまま帰った。
 家に帰る。昨日の夕方から何にも飲食してないのが怖くって、無理やりスポドリを飲ませたり、缶詰の桃を小さいの2切れ食べさせたりしただけ。15時くらい。整腸剤もまったく効いてる様子がない。おまけに高熱まで出てきた。今度は、紹介状を普通は持っていく国立の病院に電話して走った。
 若い小児内科の先生。時系列に細かく説明している私の話しをパソコンに打ち込む。お腹を押さえて「ここ痛い?」真緒は「うん」と頑張って答える。
「外科の先生にも診てもらいましょう」外科???と思いながらも沢山の先生に診てもらうことはすごく安心。外科に行く。3人も先生がいた。採血、エコー。真緒は注射も嫌がらずじっとしてた。血が上がってこず、何度も針を刺しなおしたのに、泣くことも声を出すこともなく、先生が「あれ?すごいな」とびっくりするくらい。
 先生方が話し合う。「典型的だね。うちで診る?そうだね。」どきどきした。
 結果は   「虫垂炎・・いわゆる盲腸の可能性が高いです。いまから入院してもらいます。」
えー!!盲腸かぁ。びっくりしたけど、ちょっとほっとした。盲腸って軽くてすぐ直る病気ってイメージだったから。
 真緒、初めての入院生活。

小学校の運動会

satto2014-09-27

今日は小学生になって初めての運動会。すっごくいいお天気だった。
私は、昨日からしこんだお弁当を5時に起きてせっせと作る・・真緒喜ぶかなぁ。パパは昨日から会社の期末の飲み会で朝がえり。ついでに場所取りをお願いした。
 開会式が終わり、ラジオ体操。まぁいつも通り真緒はゆるーく体操。
 ●50m走。名前を呼ばれ、手を挙げてキレイにスタート。頑張ってた。ママは感激。結果は4人中4位だった。
!(^^)!何位でも真緒最高!
 ●親子で大玉ころがし。パパに出場してもらう。保育園でもやったけど、真緒この競技が大好き。待ってる間もにこにこ。パパと一緒だから上手に誘導してくれるし、楽しそうだった。ママはカメラマン頑張ったよ。
 ●ダンス にんじゃりばんばん。忍者っぽいダンスがめちゃかわいい。恥ずかしいのか家で踊るほうがきびきびおどってたけど・・・。
 ●綱引き。真緒は紅組。真ん中らへんで一生懸命頑張って引いてたけど2試合とも負けちゃったね。ちょっと悔しそうにしてる(とママは勝手に思った)真緒を見て、かわいそうでちょっとママまで泣きそうだった。大げさだけど。
 ●学年縦割りリレー。真緒1番ランナーで真剣に走ってた。ママ、焦ってビデオをとれなかった・・。ショック。でもちゃんと応援してたから。退場を待つ間、みんな立つ時間なのに真緒何度も何度も座り込んで同じチームの高学年の男の子を困らせてたね。悪いけど、真緒らしい・・と笑ってしまった。
 そして、閉会式。残念ながら紅組は負けてしまったけど、勝った白組にちゃんと拍手してたのがびっくりした。負けず嫌いの真緒。そんなことができるようになったんだなぁ。真緒、すごいな。えらい!!!
 夜、家族全員で回転ずしに行ってから、家に入るとき、いきなり暗がりの中、にんじゃりばんばんを踊りだした真緒。運動会よりキレのあるダンスを私だけに披露。くーなんてかわいいことをするんだ。なんでもないことだけどすごい心に残った。見せたかったのだろうか。もう踊ることのないダンスを惜しんだんだろうか。ちょっとわからないけど。
 ベッドに入って、「真緒運動会がんばった?」って聞いてきた。それまでは、誉めても「頑張らなかった」の一点張りだったのに(笑)もちろん真緒が頑張ってたことを嬉しく思うこと、ありがとうって思うことをを伝えた。「まお50m走3位やった」4位だよ!!!!とは言えず。「うん。がんばったなぁ」って頭を撫でた。
 真緒が寝てじわじわじわじわなんだか愛おしさがわいてきた。運動会よかったな-。

葛藤?

新学期。
真緒は最近、情緒不安定。
すごく頑張るときと、頑張れないときの差が激しくて、私もつい、むちゃくちゃ怒ってしまう。
頑張ろうってすごく伝わるとき、真緒は私の荷物を持ってくれたり、宿題を頑張ったり、料理の手伝いを進んでしたり。私のお世話をしようとするときもある。
 でも、そのあと次の日か、同じ日でもそれは崩れる。分かるはずの宿題を分からないと言って固まって返事もしなくなったり、遊びたいばかりに何もいうことを聞かなかったり。
 昨日は、朝ごはんを30分以上もだらだら食べ、結局時間に間に合わず、真緒を怒ってしまった。そしたら、足が痛い、歩けないといきなり言い出して・・。
 運動会の練習も毎日あるこの頃。休み時間も、学校から帰ってからも走り回って遊んでるから足に疲れが出たのかも・・・、いや、タイミングがタイミングなだけに精神的なものかも・・。正直よくわからなかった。
 とりあえず、車で学校まで連れて行って、担任の先生に内容を伝えた。学校では元気だったらしい。。
 あぁ、難しい。怒ってばっかりの自分も嫌だし、パパも帰ってくる時間が悪く、悪い真緒しか見てないから、当然厳しく怒る。それを見てると、真緒だって頑張ってるのに・・と思ってかわいそうになったり。
 一年生の生活にまだ慣れないのか、それとも下の子ができることへの反応なのか。分からない。はぁ。

まおにやっと伝えれた赤ちゃんのこと

satto2014-08-21

授かった。やっと。真緒に妹か弟。
分かってから2か月経つか経たないか。
学校の始まる夏休み中に知って、休み中に気持ちが落ち着いたらいいなぁと、パパと相談して、真緒に伝えようということになった。
喜ぶかな、それとも・・・。
まず、エコーを見せて「ママに赤ちゃんができたよ」って。
意外にも、真緒はあっさりしてた。何回かこっちの話を確認してからは、そんなことよりDSしていい??
みたいに。
 だけどそれからは、いつも頭に赤チャンのことがあるようで、何かにつけて、「今、赤ちゃんびっくりしたかなぁ?」とか「真緒の声、赤tちゃん聞こえたかなぁ」とか気にしてる。大人よりもやっぱり本能的に感じ取るようで。
7歳年が離れることになってしまった。これからどう受け止めてくれるんだろう。
真緒、がんばれ。

いいことば

真緒は3月生まれで今のところ一人っ子。性格も子供っぽい。だからか、やっぱり同級生からは、下に見られるというか、特に女の子が大勢集まると、置いてきぼりになることも多い。
少し前のこと。年長さんのときの担任の先生の結婚式をされるので、有志で人前式に参列したときも、一緒にいたい友達は違う友達と「いこー」と真緒を無視して行ってしまったり、真緒はしばらく私の横にいた。私はなんだか泣きそうになった。二人きりだと、仲良しなに…。正直ちょっとその子が嫌だなと思ってしまった。
帰り道、真緒に言ってしまった。
「まお、○○ちゃんたちが一緒にいてくれなくて嫌やったな…。ママも嫌だったよ」
真緒の返事。
「え?真緒はいいよ。だって○○ちゃんと△△ちゃんはなかなか会えないから遊んだ方がいいもん。」
びっくりした。そんな考え方ができるなんて。確かにその二人はみんなと違う別々の小学校にいった。そんなことを思えるなんて。
建前だったら私も言えるかもしれないけど…。自分以外の人の気持ちも考えれるんだ…。えらいなーと思った。
真緒は子供っぽいけど、ちゃんと心の成長してるよ。 逆に私が自分の器の小ささ反省しないと!!