友達の決断を聞いた日の詳細

satto2005-06-19

まるっきり、ある程度、予感してた別れを彼女に告げられる男の人の心情だった。彼女の出してる答えは2つのうちのどっちかだけ。車で家まで迎えに行って行き先は10分ほど離れたスタ−バックス。コ−ヒ−の香りがリラックスさせてくれる。
大事な事だから運転ついでに話したくないし、話されたくない。言葉にしなかったけど同じ事を考えてた。だから事前に交わしたメ−ルでも何も書いてこなかった。だから車で話すのはたわいのなさすぎる会話。時間つぶしに。直接向かい合って話す事を大事に大事にしてた。お店に着いてあったかいラテとキャラメルマキア−トを注文して私なんてトイレまで先に済ませた。「久しぶり」って乾杯した。一息つき彼女がとうとう答えを教えてくれた。
「結婚することになりました」
そっか。そっか。
顔見たときからわかってた。ほっぺたがぴかぴかひかって見えたもん。嬉しかった。手が震え、泣けてきた。彼女も泣いてた。今までの涙とは違う。ほっとした涙。