ル-ブル・エジプト展

話題のエジプト展に行ってきました。
すっごい人で1時間も並んだ。

エジプトの文明とか詳しいことはぜんぜん知らない。ロゼッタ・スト-ンとか脳みその隅っちょのっほ〜になんかひっかかってるかな程度。
よくもまあ、あんな文字を約そうと思ったもんだ。
面白かったのは動物の一部を付けた神様達。
同一の女神なのにこっちの彫刻では耳が牛。もう一つは顔が牛。と思ったらあっちは密かに足が牛。決まってないのか。
あとあと、知能の神様だったかトトっていう神様はまるっきりお猿(ヒヒ)。私の勝手な感性で見るとこれだけ飛びぬけてコミカル。忘れられないくらいかわいかった。
ミイラの棺桶はなんだか怖かった。エジプト人の並々ならない「死」への恐怖が伝わる。死者の書では、犬の顔をした神様が死者の心臓と女性(誰??)を天秤にかけつりあえば永遠の命を与えるみたいなことが書かれてて、想像力がすごいよね。死や死者を崇めると言うよりもむしろ彼らは死を認めたくないから再生を信じて、棺桶に女神を描き、なんとかその恐怖から逃れようとしてたんだって。ちょっと興味ふかいなぁ。

名古屋市博物館は私が2時間半かけて通ってた大学のすぐ近く。あのころは博物館なんてまるっきり興味なくってバイトに遊びに・・そんなことばっか。こんな素敵なものが近くにある恵まれたロケ-ションだったんだって改めて実感。
ふるさとは遠くにありて想うもの。
ってかんじか−。