半落ち
夜、時間を作っているのでDVDを見る時間が余裕である。
魂がなくなれば命は価値がなくなるのか。
同じアルツハイマ−病の父親を持つ若い判事は被告に聞くの。
そんなことを決めるのは自分でもあなたでもないって言うの。
そうです。って被告は冷静に答える。
・・・これはこの映画のクライマックス(多分)法廷でのやりとり。
被告の梶聡一郎の家族への愛情の深さと誠実さを知る周囲の人間は真実がわかっていくにつれ洋子という女性新聞記者をキ−マンに余計に彼のことを親身になって考えるようになる。真実を暴く事が被告の守りたいものを傷つけるって事に気づくんだけど・・。彼らも権力やしがらみみたいな現実にふりまわされててもやもやしてんの。最後はなんだかみんな
- 出版社/メーカー: 東映
- 発売日: 2004/07/21
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殺しちゃいけないし殺させちゃいけないよ。
やっぱ、生きるか死ぬか決めるのは100歩ゆずって自分だよ。
いくら夫でも殺させるのは自分のエゴではないか?
自分で死ぬ事ができなかったって事は生きることにやっぱ執着があったんだよ。
私はそう思うよ。