最後の職場


産休に入るので昨日が最後の職場だった。引継ぎもなんとか終わって(たいした量じゃないけど)バタバタせずに終われた。
この1年間普通の会社では味わえないことを味わった。楽しいことや面白いことが仕事の目的になる所、日常に起こった出来事が自分の仕事に関わってくる所。マスコミ系に入った人は結構、次の転職先もマスコミ関係みたいだけど、くせになるんだね。身をもって分かるなぁ。面白いもんなぁ。
 アレンジメントをもらって沢山のプレゼントをもらって、写真を撮って、部屋を出るとき拍手された。なんと電話でやり取りをしていた市町村の担当者の人がたまたま近くに来たといって職場まで訪ねてきてもくれた。前々から行く行くと言われてたけどびっくりだ。嬉しかった。諸々、1年しかいなかったのに贅沢だ。一番お世話になった年下の上司の男の子と離れることは本当に寂しい。この人の下で働くのは何て言っていいかすごく居心地がよかった。仕事上でも、遊びの時でもこうしてくれたらなって心のどっかで思うことをびっくりするほどカバ−してくれる。こんなに安心感のある人に初めて出会った。しかも自分のことをよく知ってくれてる昔からの友達でなく、素でそんな人。
あんまり寂しくて、もう一緒に仕事しないというとこを認められないのか私はめちゃ普通にさっぱり「おつかれさまでした」と言って帰って来た。それが自分でもおかしかったなぁ。
寂しさがじわじわ迫ってきた今日、メ−ルをもらった。向こうも泣きそうでそっけなくしたみたいなメ−ルだった。この先も疎遠にならずにいられるだろうか。