家を見ます

いままで見てきた鉄筋コンクリ−トは確かにすっごくすっごく丈夫。阪神大震災級の地震が数回きても損傷なし!基礎強度も建築基準が180に対し240以上を標準として、最初は割高感があってもランニングコストを考えると結局お得ですときたもんだ。でも私達が建てようとしているのはビルじゃなくてしかも2階もいるのかどうか疑問視するほどこじんまりした可愛い小住宅なの。そこまでして丈夫な家がいるんだろうか・・・?
今日は木工パネル工法の住宅メ−カ−の展示場に行ってみた。このメ−カ−は自分の親もここで建ててて親しみをちょこっと感じる。営業マンは25歳の軽いタッチの男の子でちょっと気が抜けてる感じ。おもしろいことに最初に聞く坪単価に反比例して営業マンはラフになっていくような気がする。ここは機密性が高くって南極の観測所にも採用されているほど強いらしい。独自の制震装置がついていて安心だって。後、だんなさんのすっごく好きなデザインがあるらしい。
かっこいいデザインも実際住む事を考えて変更していくと現実的な間取りになっていき、それが残念だと彼は嘆く。私はやっぱ住みやすい家がいいしデザイン重視で不便を感じるくらいならベタな間取りで悠々暮らしたいと思う。
最初、安!っと思ってたここも食洗機つけて窓をベランダにしてキッチンを移動させて・・と代えていったら坪数こそ違え、TOTALは同じ位になってきた。うまいことなってるなぁ。
基礎は強度が少なくってそこを質問したら鉄筋コンクリ−トは家自体の重さが全然重いからそれくらい必要なんですよって。そうかぁ。
わけがわからなくなってきた。
そういや高校生のころ帰り道、めっちゃちっちゃい平屋の家があって、そこにお母さんとちっちゃい女の子が住んでるようでお父さんは見た事なかったけど、私は、ちっちゃい家=つつましやかだけど愛に満ちた家庭 という方程式を勝手に作っていたのでちょっと憧れてた。零細運送会社の長距離運ちゃんのだんなが久し振りに帰ってきて「パパおかえり-」なんてけなげにお母さんと女の子が玄関まで来て飛びつくの。・・・妄想が膨らむわ。
私の原点は神田川なのかも知れない♪