すばらしい朝

すばらしい朝だった。昨日はだんなが病院に泊まったから今日はまおと二人の初めての朝。この病院は窓から海が見えて東向きなので朝日が見える。朝食を取りながら登る朝日を見ているうちになんか、今まで体験したことのないような感情の波が襲ってきた。うおーって。
幸せで楽しい過去だけでなく、いっぱいいっぱいあった辛いことややなことがあってこの子にめぐり合えたのだと思ったら、その辛いことややなことにすら感謝の気持ちが沸いて来てありがとうって気になった。本当に思った。一人でじーんとしてた。今までの人生観みたいのががらりと変わったかもしれない一瞬だった。まおはすやすや寝てた。
すばらしい朝だった。
まおは小さくてまだ力が弱いからおっぱいから飲むのができないらしい。飲ませようと乳首をくわえさせると、すぐにくたっと寝る。搾乳して、哺乳瓶でようやく5ccとか8ccとか飲める程度。10cc飲めれば万々歳。ミルクも足しつつまおもママもひたすら練習だ。

夕方、前の職場の女の子3人がお見舞いに来てくれた。一人はなんと9月に予定日を控える妊婦さん。まだまだお腹はそんなに大きくない。「もともとがお腹大きいから〜ふふふ。」と知り合ってから怒ったところを見たことがないくらいおおらかなその子は笑ってた。大きなアレンジメントを持ってきてくれた。ありがとう。身内以外の最初のお客様です☆